大学生の息子がいます。
週末や大学が休みになると、
アルバイトで稼いだお金で、
旅行にいきます。
というか、
大学が休みでなくても、
オンライン授業もあるので、
パソコンを持って、旅行にいきます。
(旅先で授業受けているらしい)
青春切符や夜バス、
宿泊は、ネットカフェや、ゲストハウスに泊まって、
旅費が、安くなるように工夫しています。
すごく、いまを楽しんでるのがわかります。
「DIE WITH ZERO」では、
人生で一番大切なのは、思い出をつくること。
なので、
今しかできない経験に、
一刻も早くお金を使うことだ、そうです。
なぜなら、
最後に残るのは、結局、思い出だけなのだから。
そして、最後はゼロで死ぬという目標を立てると、
経験にお金を使うという、正しい方向に人生が向かいます。
たとえば、わたしの人生・・・
やりたいことは、たくさんありますが、
なかなか、思い出づくりが、
できていないです。
今は、老後資金のために、お金をためています。
老後2000万円問題、ではないですが、
老後は、ゆとりある生活がしたいです。
まだ、住宅ローンも残っていますし、
高校生と大学生の子供がいるので、
学費もかかります。
なので、まだまだ、
働かなければ、と思っていました。
お金を持っていることで、
精神的な安心が、得られると思っていました。
しかし、
人は歳をとると、お金を使わなくなります。
たくさん食べられなくなりますし、
旅行などの経験、行動欲も、
だんだんと、なくなってきます。
生活にもお金が、そんなにかからなくなります。
今の私が、いま息子が経験している、
旅行は、
たっぷりと時間があっても、体力的に厳しいです。
このような旅はきっと、楽しめないです。
私の若いころの時間は、すでに終わってしまっていることに、
悲しいけど、気づきました。
だから一刻も早く経験に、お金を使うのです。
その時、その時に、適した経験に、
お金を使っていく。
なので、
やりたいことや経験に、一刻も早く、
お金を使いたい気持ちになっています。
やりたくないことは、
さっさとやめようと思っています。
仕事もやめたいです。
家族や生活があるので、
安易な行動は、とれませんが
少しずつ、仕事を減らして、
やりたい経験をしていくように、
していきたいです。
昔やりたかったことは、
いま、やりたい経験とイコールではないです。
時間や体力もそうですが、感性も違います。
いまやりたいことや、
経験にお金を使わないことは、
いまできる経験を、逃すことになります。
そして、
お金を稼いで、貯めることも大事だけど、
思い出づくりに、お金を使うことが一番大切なこと、
だと、気がつきました。
人生の最後に、
一番お金を持っている、というパターンは、
多いかもしれません。
お金があるなら、
子供たちには、早くに経験にお金が使えるように、
早めにお金を渡していくほうが、
いいようです。
つまり、
最後はゼロで死ぬ、という目標が、
経験にお金を使い、
思い出をつくり、
最高の人生を送ることができる
と、本書が教えてくれました。